大学教授から聞いた話の中で、今でも印象に残っている言葉があります。
研究室に来て、なにも、研究だけをしなくていい。
研究室の仲間と、たわいもない話をするような時間もとても大事。
意外と、そういう時間の中から、アイデアやインスピレーションが生まれたりもする。
だからまずは、研究室に来ることを大事にして欲しい。
研究室見学に来た私たち学生に向けて、教授がされたお話です。
私は、この言葉が、とても心に響きました。
「研究、楽しめそうかも」と感じた
教授の言葉冒頭の、
研究室に来て、なにも、研究だけをしなくていい。
のところからまず「え、えええええええ〜〜〜??」と衝撃を受けました。
研究室って、みんなが黙々と研究しているイメージがあったんです。
研究以外のことをしていたら、「怒られるのではないか」と思っていたほどです。
そんな想像をしていたので、研究室配生活が始めるのが、嫌で嫌でしかたありませんでした。
でも、「研究だけをしなくてもいい」と聞いた途端、そんな嫌な想像が吹き飛びました。
「研究、楽しめそうかも」と感じたんです。
私は、縛られるのが嫌な性格なので、「研究だけをしなくてもいい」という「自由」を感じる言葉で、解放されたように感じたのかもしれませんね。
「無駄に思える時間も大切にしたい」と思った
そして、教授の言葉の中で、私が一番好きなのが、以下の部分です。
研究室の仲間と、たわいもない話をするような時間もとても大事。
意外と、そういう時間の中から、アイデアやインスピレーションが生まれたりもする。
正直、その教授には、少し堅苦しいイメージを持っていたんですよね。
「人との会話はできるだけ減らして、黙々と研究する感じの方なのかな」と、大変失礼な想像までしていました。
だから、そんな教授が、「たわいもない話をするような時間もとても大事」とおっしゃったことは、とてもギャップがあったし、説得力があったんです。
「人との会話はできるだけ減らして、黙々と研究しよう」と思っていたのは、私の方だったのかもしれません。
とても反省しました。
そして、「無駄に思えるような時間も大切にしたい」と思うようになったんです。
研究室の仲間との雑談や、研究以外のイベントごとなども、思いっきり楽しもうと思いました。
心に余裕が生まれた
効率だけを考えると、「無駄は省く」というのが普通ですよね。
大学時代、私は余裕のない日々を送っていたので、効率ばかり考えてしまっていました。
だから、「無駄は省こう」とばかり考えていたんです。
でも、教授の話を聞いて、
「無駄に思える時間があった方が、プラスになることもあるんだな」
と気がつきました。
それに気がついてから、とても心の余裕が生まれました。
「無駄を省こう」と考えていると、人との会話も減るし、ちょっと無駄が生じてしまっただけで、とても焦ります。
でも、「無駄に思える時間も大切」と大きく構えていると、何があっても、「この時間も何かプラスになっているのかもしれないな」と思えるんです。
そう思えると、どんな時間も大切にできるようになりました。
まとめ
「無駄に思える時間も大切」という考えは、今でも大切にしているし、これからも忘れないようにしたいです。
よかったらこの考えを取り入れてみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。